1万時間の法則と成長痛

師走の慌ただしいシーズンになってきましたね。

忙しいって言葉があまり好きでは無いのでなるべく使わないようにしてますが、12月は別です。(使っても言わないようにします。笑)

この時期はサロンワークもそうですが、来月の成人式準備やバックオフィスしかり、忘年会や懇親会、年賀状しかりと…プライベートも含めなかなかの多忙さを極めます。

嬉しいことではありますが、コロナが落ち着いてきて夜に活気が徐々に戻ってきたのも拍車をかけてますね。

一生に一度

自分だけが忙しいわけではなく、それぞれ色んな事情を抱えながらも、時間を作る努力をして日々頑張っています。

自分もそうですが、成人式に向けた技術向上の練習はベテランから若手まで欠かさず努力を惜しみません。

お客様にとったら一生に一度の晴れの日ー。

大切な一日のお支度を任せて頂いている以上、美容師は100%その期待に応える為、そこに至るまでの努力に責任をもつ必要があります。

最近では成人式のお支度ををやらなくなった美容室も多いように感じます。

確かに事前の準備に多くの時間を用しますし、技術教育や精神的なプレッシャーなど、精神的にも肉体的のも多くの負荷はかかるのは事実ですのでそう決断される気持ちもよくわかります。

成長痛

1万時間の法則って聞いたことありますか?

最近なんかの講習で聞いて印象に残った言葉です。

(なんかって….そのほか全て忘れてますねw)

1万時間の法則(10,000 Hour Rule, Ten-Thousand-Hour Rule)とは、物事を極めたエキスパートは練習や努力に約1万時間を費やしていたという事例から導き出された「人は何かを習得するのに1万時間の練習が必要である」という説、主張のこと。

多くの美容室の場合、入社してからアシスタントとしてまず初めにシャンプー練習が始まり、カラーやパーマやブロー、それにカットなどスタイリストになるまで様々な技術を習得していきます。

1個ずつやれることを増やしていく過程で、一人前のスタイリストになるまでとても多くの時間を要します。

その途中に心揺らぐこともしばしばー。

トントン拍子に行く人もいれば、うまくいかなくて時間だけが過ぎいき、心がいっぱいいっぱいになってしまう人も…。

また、本人だけでなく、それを見守っている先輩もそうゆう気持ちになっていきます。

それぞれの立場からうまくいかないと、いろんなジレンマと苦しみを味わされ、心の健康が保てないとネガティブムードが発生しますね。

向いてないとか、辞めたいって気持ちにわりとすぐになることがあると思いますが、自分からすれば、実は、その苦しみは誰しも通る成長痛みたいなもんだと思っていて、成長痛を味わっていること事態が予定通りなんです。

思い通りに行かないことを知ることも仕事の一環と捉えれば正常な苦しみと捉えています。

もちろん、手を差し伸べる意識は持っていますが、そのタイミングには気をつかいますね。

アシスタントの特に若い20代の時は正常の痛みで、これを経験してないと年取ったら苦労するのは目に見えてますからー。

安心して不安になってもらって?(言い方変かな)

予定通り辞めたくなってもらって、けど、辞めずに乗り越えるとその先に明るい未来が必ず待ってます!

会社はその時の為に、スタッフの将来や未来に対しての不安を払拭できるよう健全な経営をしていきます。

中途半端だとこれから先も絶対中途半端!

そうゆう考え方で乗り越えてもらえればいいかなと思います。

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