「定年になったらどうなるの?」
これは、誰もがいつか迎えるテーマですよね。

弊社にも定年を迎えられる美容師が数名います。

そもそも

美容師の定年って・・・。

あまり聞き慣れないと思います。

創業から40年と長く事業をやらせて頂き、

また、

その会社を継がせてもらった二代目の立場としては、

先代が経験していない大きなテーマの1つとして、美容師(スタッフ)の定年と向き合うこととなります。


とはいえ、

この美容業界は、20〜30代の美容師がボリュームゾーンで、

残念ながら40代以降の職業人口が目減りしている事実があります。

なので、生涯美容師を叶えるのは大きな課題でありチャレンジでもあります。

さらに言うと、

生涯美容師は個人で目指すものだけでなく、

会社の寿命のほうも大事なんです。

(美容師個人の職業寿命より、圧倒的に会社寿命のほうが短いと言われてます)

現状維持はよく衰退って言うけど

今のご時世

(人口減少、高齢化、物価高、求人難….)

現状を維持するだけでも上がっているとも言えますよね。

だからこそ、様々な取り組みにチャレンジすることはもちろんのこと、

会社の環境や状況、

さらにはお客様との信頼からなる相互理解が必要不可欠です。

多くの人には少し縁遠いことですが、

ライフステージが変わる定年後のことについて。

今日はそのあたりの考えを少しお話ししたいと思います。

一般的な企業では…

多くの会社では、

定年(60歳)を迎えたあとに「嘱託社員」として働き続けるケースがあります。
嘱託社員とは、

企業と有期契約を結んで雇用される非正規雇用の一種。

ここ数年では定年後の再雇用として一般的になってきました。

ただ、

嘱託という制度には法的な明確な定義がないため、

労働条件は会社ごとに異なり、

「給与が下がる」

「福利厚生が減る」

「昇給がない」

などのケースも多く見られます。

カトレアではどうなるの?

カトレアグループの場合少し考え方が違います。

定年を迎えても、

「希望があれば基本的にこれまでと同じ条件で働ける」

ことを原則としました。

なので、

定年だからといって、

給与や福利厚生が落ちることもありません。

なぜなら、

“長く働き続けられること”こそが、最大の福利厚生”

だと考えているからです。

これまで積み上げてきた経験やお客様への信頼、

そして人としての魅力。

それらは年齢とともに深みを増し、若手にとっては何よりの財産になります。


60歳以降も現役でいてくれる存在は「戦力」であり「誇り」

さらには、

高齢化が進む日本において、

働き続けられることは「希望」であるとも思っています。

一生笑顔で働けるグループ企業を目指して

我々の企業理念は
自分らしく「一生笑顔で働けるグループ企業」をつくること。

働くステージは人それぞれ。

若手の挑戦もあれば、

ベテランの支えもある。

そのどちらもが会社の成長には欠かせません。

年齢を理由に線を引くのではなく、

人生のステージごとに

“心地よく働ける環境”を整えていく。

それがカトレアの目指す姿です。

年齢を重ねるにつれて選択肢が狭まる

ではなく、

むしろ広がっていくように。。。

60歳からも輝ける職場へ。

 

カトレア 内堀

 

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