挑戦と再構築の一年
こんにちは。
9月の決算月を終え、
カトレアは創業40年という節目の年を、
無事に走り切ることができました。
まずは、日々支えてくださるお客様に、
そして、
共に歩んでくれているスタッフのみんなに心から感謝します🥲
ちょっとこの一年を振り返ってみて思うことを
一言で言うなら
——「挑戦」と「再構築」
こんな言葉に集約される気がする。
変化の波に揉まれながらも、
必死にもがいて前へ進んだ年でした。
新しいこと、やってみよう精神
振り返るなかで、
まず嬉しかったのは、
会社全体の売上が前年を上回ったこと‼︎
1番わかりやすい業績の指標である売上が伸びたことはホットニュースでしたし、
様々な動きに対して、
成果に繋がっている証は数字でしか評価できませんからね。ほんとよかった。
そして、新たな挑戦として始めた OEM商品 が形になったことも嬉しいニュースでした!


自社製品の販売をディレクターの中川さんがまとめてくれましたが、いざ商品づくりに踏み出した時は正直ドキドキの部分がありました。
売れ残ったらどうしよ。
他スタッフへの反応はどうだろう。
などなど。
そもそも、スタッフの理解が乏しかったら売れるものも売れませんからね。
でも、そんな心配をよそに
スタッフお客様両者の反応を見て
「やってよかった」と心から思えました。
挑戦の先に新しい景色が見えた気がします。
“ちゃんと休む”も、立派な仕事。
カトレアでは、業界でも珍しい“夏季休暇制度”をこの年に導入しました。
これが思った以上に反響がありまして…。
なんとなく、
これまでの美容業界って、
「休む=悪」
みたいな空気がちょっとあったんです。
それはサービス業っていう括りもありながら、
手に職を付ける職業気質なのが、
休みの日こそ練習や講習とか
なんなら、
モデルハントみたいな風習があった
っていうほうが正しいか….。
でも、
「休むことで仕事の質が上がる」
リフレッシュして、
笑顔でお客様に向き合える。
そんな当たり前の循環をようやく会社として形にできました。
イベントの裏のドラマ
そして何より印象的だったのが、40周年イベントの成功です。

マルシェ開催の約7か月前には、
ルシエル店の店舗リニューアルも行いまして、
実行前の計画の段階から合わせると、
丸2年はこの2つの大イベント成功に向けて駆け回ってたなと感じています。
もう正直…
なかなかのハードモード(笑)
ずっーーっと、
頭の中のタスクにこの2つはありましたね。
そんな中、
マルシェに関しては、
実行委員会のメンバーが先頭に立ってくれて、
様々な角度から色んなことをしっかりと進めてくれ他お陰で無事に開催できました。
本当に感謝。
https://shogo.cattleya-group.net/2756/
(過去のブログで当日の様子を紹介しています)
…とはいえ、
準備期間はなかなかドラマチックでして(笑)
意見のぶつかり合いや人間模様も相まって、
心の中で「これ映画になるな」と思ったほど。
大きなプロジェクトほど、
関わる人間が増えれば増えるほど、
色々あるよねー。
でも、
その摩擦があったからこそ、
「人の力で会社は動く」
と再確認できました。
また、
マルシェ当日に感じたのは、
「このカトレアっいう会社は“人と人の絆”でできている」
普段いる店舗を超え、
付き合いのある多くのお客様に囲まれながら、
楽しそうにお話しをしている姿をみれたのは財産です。
一方で、見えてきた課題も
もちろん、良いことばかりではありませんでした。
若手スタッフの離職、
ベテランスタッフの体調不良による休職、
そして会社内部での意見のズレなど、
それらそれぞれをいい方向にまとめていく上で、力不足や課題がいくつもありました。
リニューアルやイベントを通して、
チームとして動く難しさを感じながら、
「想いをひとつにする」
ことの大変さ
「それでも向き合い続ける」
ことの大切さを学びました。
リーダーの立場として大切なのは、
“完璧な答え”を持つことではなく、
仲間と一緒に
“より良い答え”を探し続ける姿勢だと感じています。
自分自身も、
正解のないマネジメントに悩みながら、
「人を信じ、任せ、見守る」
ことの大切さを学んだ一年でした。
そんな様々な”動き”に対して、
人や設備の投資が重なり続け、
一時的に債務超過になったときは正直ヒヤッとし、
経営者としての
判断力と覚悟を
試される場面もありました。
でも、
挑戦しなければ得られない学びがある。
その経験が、
これからの経営をより強く、
現実的なものにしてくれると思っています。
「会社は生き物」と言い続けます。
よく幹部スタッフに言っている言葉になります。
会社は生き物に例えられ、
元気な日もあれば、少し疲れる日もある。
ちょっと元気ない時でも、
そのたびに”人”の力が
会社を
人を
立ち上がらせてくれると感じます。
40期は、まさにそんな一年でした。
良かれと思って挑戦し、
その中で喜びを知り、
苦しみの中で成長する。
その積み重ねが、
会社としての“生きる力”だと思います。
次回は、この経験から見えてきた
「働き方の多様化と組織のこれから」
についてお話しします。
どうぞお楽しみに。
ではでは。
カトレア 内堀


