経営者としての視点から見ると、
売上の大部分が経費として消え、
利益は思ったよりも少ないという現実は、
多くの業界で共通している課題かもしれません。
特に美容業界は、人件費に占める割合が多く、
売上の3分の1くらいが給与になるのが
平均的だと思うけど、
残りの3分の2は会社がまるまる儲けてる
のかといえば大間違い。
地代、広告、材料、社保、税金、借入返済..etc
合計90%は経費で飛び、
残り10%が利益で残ればいい方です。
ウチの場合は特に…。
技術やサービスの質を維持するためには、
継続的な教育投資が必要不可欠ですし、
それらを含めた経費が結果として
大きな割合を占めることがあります。
10%残ったからって、
それはコロナウイルスなどの
休業せざるを得ない事態の赤字に備える
予備資金やサロンのリニューアル費用で
いずれ消えていくお金でもあります。
これらのリスクを考慮に入れた上で、
美容師の育成やスタッフの生涯顧客に貢献する
という強い意志がなければ、
(1人オーナーサロンは別として)
ハッキリ言って、人を雇用して店舗展開する
美容室経営は難しいかなと思います。
経営って持続することなので、
人材の確保と育成が無ければ
持続性は保てないですからね。
たまにふと思うことをつぶやいみました。
今日も今日とて。
頑張っていきましょー!
ではでは。

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