信用と信頼

周りの人が全然気づかなくて、自分ばかりが動いていると、なんか損しているような気になる・・・。

個別の面談をしているとこのような声を聞くことがあります。

確かに、気持ちは分かります。

サロンワークもそうですが、全員が集まる会社の行事なんかは特に、気付かない人は気付かないから何かするのはいつも気付ける人です。

だから、決まった人になりがちで、いつも自分ばかりがやっている。

たまには、

他の人もやって欲しい・・・。

気付いてやる人が損をする。

この話を聞いた時に、どこかの本に書いてあった「信用」と「信頼」という言葉が頭に浮かびました。

「信用」と「信頼」の違い

とは、何でしょうか?

過去に対して評価しているのが

「信用」

未来の行動を期待するのが

「信頼」です。

なので、「信用」の上に「信頼」があります。

逆に「信用」のないところに

「信頼」はありません。

銀行も信用金庫とは言いますが、

信頼金庫とは言いませんね。

信用してお金を貸すという時に、

決算書や実績を信じて銀行はお金を貸します。

「信用」があるから「信頼」があります。

気付いたらやる人は「信用」されます。

いつも、やっているので、

過去に対する評価が高いです。

そうすると、

未来に対しても信用されます。

結果、気付いたらやる人は

「信頼」されます。

「信頼」されたら、

仕事を任されるので、

細かい指示も自ずとなくなります。

自分の思い通りにやれるので

仕事もやりやすくなるし、モチベも上がっていきます。

気付いてもやらない人や

そもそも気付かない人は、

「信用」がないので「信頼」されません。

「信用」も「信頼」もないので、

細かい指示をされ、

細かくチェックをされ、

だんだんモチベも

下がってきます。

そう考えると

気付いてやる人が

損しているというのは

違うように思います。

結局、時間軸の問題です。

今だけ、考えれば、

損なのかもしれません。

しかし、長い時間軸でみると

「信用」され「信頼」される方が

任されるし、自由にできるし、

はるかによいのです。

皆さんはこれを読んでどう思いますか??

ではでは。

カトレア 内堀

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