金曜日ー。
今日は青年会議所の定期例会になります。
鹿嶋市の田口伸一市長をお呼びして、鹿嶋市の現状と未来について講話して頂けるとのこと。
前日の準備もバッチリ👌
さすがの市長の講話ともあって、参加者数も例月より多いですね!

市長の話の中でポイントとなることを振り返りなるし、自分なりにピックアップしてみました。
1.数字=ファクトで語る
田口市長は議会で話したり、何か物事を語ろうとする場合は数字で話そうとしているそうです。
あの人がこう言った。
とか、
そうらしい。
っていう思いではなく、
それは事情なのか。
ファクトで語ろうと所員に促しているそうです。

2.鹿嶋市の財政状況
お金のない理由
✖️20年前と比べて税収が減ったから
◯20年前と比べて支出が多くなったから
まず、支出を減らそうと、それから収入を上げる努力をする。
その順番を正した。
鹿嶋市の総生産を上げるためには?
例えば、観光産業に力を入れる場合。
鹿嶋市の観光客270万人これが総生産の2%
日鉄が仮になくなると…20%の生産減。
観光業で埋めるとなると現状の観光客数を10倍増やさないとならない。
約2700万人呼ばないといけない。
アントラーズの試合があった場合は1試合約2万人なので、計算すると1350回の試合しないとならない。
これは不可能ではないかもしれないけど、実現は難しい。
してみたいことがあったら、実現可能かファクトを追って見極める。
3.政策
- 人を増やすより生産性を増やす
市ができることと国ができることは違う。
国は人口増加に関して推している。
国は産んでもらうしかない。
市町村は引越しなどで人を増やすことはできる。
市は人口増に関して国と優先度が異なる。
- 再生エネルギーの拠点ー日鉄問題
日鉄がいなくなると.…。
税収が大幅に減少。
鹿嶋市の市民サービスを継続が困難。
維持するために、
まずは、
やめる 減らす かえる
をキーワードに不採算事業はやめる

日鉄がやってること3つのこと
①在庫調整、、、人口が1億2000万から7000万に減るから古い工場や過剰な施設を破棄する
②地産地消、、、インドで作ったらインドで売る。株式を持って連結利益。
③100%水素還元製鉄で世界No.1になる。クリーンなエネルギーで鉄をつくる

- ふるさと納税を強化
公募したら過去最高の応募があった。
厳選に厳選を重ねて取り組んでいく。

……。
などなど。
田口市長のお話しはとてもわかりやすく、
聞いた人に納得感を与える印象がありましたね。
もちろん、今回だけでなく、田口市長が県議の時の、何年も前からお付き合いさせて頂いてますが、
思うことは、
この方がトップなら鹿嶋市の未来は明るそうだな!って思えました。
人にそう思わせることって凄いですよね。
様々な立場、様々な視点から
物事を話されていて、
深さがあり、
ユーモアさもあり、
難しいことをシンプルに変換され、
わかりやすく、
共感、
納得.…。
ただただ、圧倒されましたね。
この贅沢な学びの時間も青年会議所に所属しているからこその機会でした。
ほんとにありがたい!
この地域のためとか大それたことは言えないし、
できることはごくごく小さなことかもしれないけど、
この地域で長く生業をさせてもらっているからこそ、
この地域が明るく豊かに向う
一助なれればと強く思う。
官民一体となった街づくり。
少しずつ…。
少しずつ…。
ではでは。

カトレア 内堀